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be Happy, be Beautiful ♯9 / 宮口明夏

綺麗のモチベーション

2018年12月にホーアイロナにて「素美人になるためのナチュラル美眉講座」を開催したのを契機に、2019年はいくつかのワークショップとパーソナルメイクレッスンで、多くの女性とメイクを楽しむ時間を共有する事ができた。メイクの仕事に復帰したのはホーアイロナでのワークショップが最初だったから、今普通に仕事が出来ているのもワークショップを開催する機会をくれたホーアイロナの二人のおかげ。ホーアイロナに関わらせてもらってから1年が経過した。

この一年メイクをお伝えしてきて、メイクをした後のお客様の華やかな笑顔とその美しさの正体はなんだろうと考える事がよくあった。技術者側が言うのもどうかと思うが、私が見ているのは顔に施したメイクではなくて(もちろん技術者という目では細かく見ているけれど)、お客様が笑顔になったその瞬間、嬉しそうにしているその笑顔が一番綺麗だと感じる。手前味噌ではあるが、ワークショップやレッスンなどに何度か来てくださる方は、会うごとにどんどんと輝きが増していっている。

会いに来てくださる方は「オシャレな人が集まりそうだから少しオシャレをしてきました」とか、「言われた事がちゃんと出来ているか、先生に注意されないように頑張りました」と嬉しい言葉を下さる方もおられる。両方に共通するのは「人から見られているという意識」を持っているということ。意識をする事で綺麗になって、綺麗になった自分を見てさらに綺麗な空気を纏って。この正のスパイラルを生み出す『意識』というのはまるで自分が自分にかける魔法だ。

思うにメイクはある意味、気持ちを上げるための小道具にすぎなくて。女性を綺麗にするのは、「綺麗になる」という自分に対する期待感や高揚感と、「人に見られる」という意識だと思う。

もし綺麗になりたいと思ったら、「綺麗な人が集まる場所」に出向いてみるといい。そこに行こうと思った瞬間から、何を着ていくか、どんなメイクをしていくか、見られる事を意識して考えるはずだ。考える=意識をするという工程自体が女性の綺麗を生み出す。

以前、「女性は五感を満足させると美しくなる」と書いたけれど、まさに自分が美しくなるというのは自分の視覚を満足させる事にほかならない。メイクをするのは癒しでもあるし、自信を持つためのテクニック。好きなメイクをして自信を持ったら、極端な話、メイクをしている事を忘れてしまった方がいい。意図をもって長くしたまつ毛も、整えた眉毛も、ぽってりさせた唇も、ずっと気にしていたらそれはメイクをこなせていないという事。人はメイクを見ているのではなくて、私という人間を見ているのだから。意図をもってメイクをしたら、メイクをした事を忘れて、自信をもって出かけよう。その自信は雰囲気となって、圧倒的に女性を美しくみせてくれる。

宮口明夏

宮口明夏

1981年生まれ。

エステティシャンとしてキャリアをスタート。


結婚を機にJPMパーソナルメイク®アドバイザー、COSME CONCIERGE®の資格取得。

理論をもとに大人女性の「あらゆるシーンの綺麗」を提案。一般の方向けにメイク講座を開催している。


2018年子宮頸がんのため広汎子宮全摘手術を受け、抗がん剤・放射線治療後、現在経過観察中。

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