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クラブ「整体」 ♯22 / 原禎子

ほぼ月に一度、東京・西荻窪のとある場所にオープンするクラブ「整体」。
街にネオンが灯るころ、さまざまな悩み、疑問を抱える女子たちが
夜な夜なその扉をノックする。
合言葉は「教えて、禎子ママ!」
高知の“はちきん”禎子ママが、こころとからだにまつわる疑問に、
東洋哲学、東洋医学的な見方からお答え。
あなた自身が楽しく機嫌よく生きる、ちょっとしたヒントも授けちゃいます。

教えて禎子ママ!
巷ではインフルエンザが蔓延している気配です。マスク、手洗い、うがいは必須。あとは、1にも2にも除菌、とのこと。ママは、昨今の日本人の徹底除菌体質についてどう思いますか?

徹底除菌体質かぁ。どう思うかって?
そんなに居る?ママの周りにはそこまでの人はあんまり見かけないんだけど……。まぁこちらに徹底除菌を強要するわけでなければ、ママは特に気にはならないわ。実際手洗いは大事だし。
あなたは気になるの?ほっときなさい、人様のことよ♡

確かにマスクは多いわよね。海外ではマスクしてると不審者扱いだから、外国からいらした方は、 日本人のマスク率の高さに驚くらしいわよ。お医者様でもいろんな方が、いわゆる普通のマスクではインフルエンザは防げないって、方々で訴えてらっしゃるけどねぇ。それが、耳に入らないの か、入った上で、思うところがあってしてるのか。お顔の乾燥対策とか、メイク簡略化のためとか、その人なりの理由が何かあるんじゃない?いずれにしても自由よ。 

うがいも大事だけど、正しいやり方はけっこう面倒だし、気にかけるのも大変。こまめにお水チビチビ飲むのがもっと効果的。インフルエンザウイルスも風邪のウイルスも、胃酸には勝てないの。強力除菌よ♡

自前の高度なシステムを活用しないなんて、勿体無いわよ‼︎ 梅雨前に一年を通しての水の摂り方について話したじゃない?その時、「秋冬は乾燥するからしっかり水摂って」ってお話したんだけど覚えてる?飲んでる? 飲水は身体の乾燥予防にも、感染症対策にも、エイジングケアにもいい、これ以上なく簡単な手段よ。それでも、風邪をひいた、インフルエンザに罹ったって場合は、それはゆっくり休む時よ。しっかり休んで、英気を養って。特に治りぎわに無理して動かないでね♡ 

「若さとは弾力である」 

これは、敬愛する野口晴哉の言葉なんだけど、身体が乾燥するってことは、体内で「スルメ化」が 進むのよ。スルメは味わい深いけど、味わい深いスルメには、生きてさえいればいずれなれるんだから、急いでならなくても良くない?必要以上にエイジングが進むのはごめんでしょ? 

皆さんにはまだちょっと早い話かもしれないけど、年配の方が、夜中にトイレにしょっちゅう目が醒めるから、水分を控えてるって話もよく聞く。これは膀胱も加齢とともに弾力が落ちてきてる事が一つの要因になってるの。その上に、新しい水が身体に必要なだけ入って来なければ、身体は尿から水をリサイクルして使わざるを得ないじゃない?頻尿悪循環よ。お水を飲むように勧め て「回数が増えた」って文句言ってきた患者さん居ないわよ。 

若い方の中には、浮腫むからって理由で、水分を避ける方も居るけど、それも逆効果なことが多いわ。新鮮な水が入って来ないから、身体は余計に水をためこうもうとする場合もあって、しっかり 水を飲んでもらうだけで、むくみが改善した患者さんも少なくないのよ。 

それと、お白湯のこと。 「お水飲んでね。」って言ったら「お白湯の方がいいですか?」「湯冷ましがいいですか?」なんて聞かれることも多いんだけど、日本の風土だとお水がいいわよ。 お白湯には緩やかな下剤の効果があるから、デトックスには確かにいいの。ただ、そのような方向性を持つものは、食べ物でも、なんでも多用するものではない。いざって時に、ビシっと使うの。だから、毎日毎日ずっとお白湯ってのは考えものよ。「冷えるから」っていう方も居るけど、 お白湯に体を温める効果はないわ。常温の水がオススメ。水道水を飲みにくく感じるなら、ミネ ラルウォーターで気にいるのを探してね。自分の身体に向いたものを探し、選ぶのも一つの健康法よ♡ 

世の中の風潮や、人の意見に流されず、自分にとっての最適を自分なりに探し選ぶこと。これはなかなか難しいことだけれど、同時にこの上ない喜びよ。

この冬、お水選び、お水の飲み方から、 ささやかにその喜びを味わってみて♡ 

★この連載では、特別な健康法を提案するのではなく、自分を楽しく機嫌よく生きる、ちょっと したヒントを東洋医学、整体的な見方から提供していきます。 なぜだかわからないけれど、昔から、友人・知人とお酒を飲みにいくと、みんなに「ママ」と呼 ばれる機会が多いという原さん。そんなエピソードから、このようなお部屋が生まれました。 堅苦しくならずに、でも、ちゃんと真剣に、あなたがあなた自身のからだに目を向けるお手伝いができれば幸いです。
注:このキャラは、連載時のみですのでご安心を。


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原禎子

原禎子

高知生まれ高知育ち。2004年に国家資格を取得。


2004年、高知市にて鍼灸マッサージ『恬愉』を開く。


病も、治ることも必然。症状や病名に固執せず、快適な自分を育むように。知らぬ間に病んでいたなら、知らぬ間に治るように。知らぬ間にまとわりついた捉われから放たれ、その人の素直な力が発揮されるように。身体を通して、その手伝いをするのが自分の仕事ではないかと思っている。


高知での施術のほか、一月半に一度程、東京で出張整体を行っている。

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