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    LOVE BODY & MIND

クラブ「整体」 ♯23 / 原禎子

ほぼ月に一度、東京・西荻窪のとある場所にオープンするクラブ「整体」。
街にネオンが灯るころ、さまざまな悩み、疑問を抱える女子たちが
夜な夜なその扉をノックする。
合言葉は「教えて、禎子ママ!」
高知の“はちきん”禎子ママが、こころとからだにまつわる疑問に、
東洋哲学、東洋医学的な見方からお答え。
あなた自身が楽しく機嫌よく生きる、ちょっとしたヒントも授けちゃいます。
教えて禎子ママ!
立春が過ぎてまもなく花粉も飛び始め、3月に入ってさらに暖かくなって来ました。 でも、気温差も激しく、なかなかペースがつかめません。 春分に向けての、からだへのアドバイスがあれば教えてください。

そうねぇ、季節が移ろうたび、ついていけない辛さを感じる。多少ならそんなこともあるでしょう。こうして飲みに来たり、お仕事したり、日常生活に大きな支障がなければさほど気にせず過ごす方がいいわ。 意識でもって、ついていく身体にしようとするのは実は本末転倒で、本来は勝手に身体が変わってるのよ。
その変化が自分や周りの「都合」に合わない場合はそれは「不調」ではなく「不都合」ね。この二つは出来る限り、分けて捉えられるようになった方が対処が楽よ♡ 「不調」の場合はフィジカルなアプローチも大切になるけれど「不都合」の場合には、「都合」の見直しや 整理が有効なことも多いわけで、それを棚上げしたままフィジカルなアプローチを重ねると、下手したら身体の自律的な変化を妨げて、なんだか混乱して取り止めのない事態になったりすることもあるのよ。

それはそれとして、春に代表される体調変化ってどんなものかしら?
東洋医学で言うと春はデトックスの季節。冬の間、縮こまっていた身体がのびのびと開いて来るのが順調な動き。だから、お腹が下る、吹き出物が増える。そんな変化はまあ順調としたものよ。それこそあまりに不都合でなければつっつかない方がいいわね。化粧品を重ねて重ねて、更にトラブル拡大なんてことにならな いように、あれこれするのは控えてみて。 

そしてあなたも言うように、花粉症なんてのが、春にのびのび開くことがスムーズにいかない体の代表症状ね。去年も花粉の時期に別な角度、体質的なアレルギーの捉え方への質問があったけど、春先の花粉症が乗り切れないほど辛いってのは、春先に身体が上手く緩まないからなの。理由は、このご時世避けられない眼精疲労とか、気づかずに続けている合わない食生活、ストレス全般、生活全般に渡るわ。
緩もうとする変化はもう1月ごろ、新春から始まっていて、今からその対策をしようって言っても、 後手後手な感は否めないわねぇ。今からできることとすれば、鼻がしんどいって方は、鼻を、目がしんどいって方は、眼を温めることで多少は凌ぎやすくなるから試してみて。それで出てくる鼻水、出て くる涙はジャンジャン出してしまってね。
これも立派なデトックス! 

もうひとつ、春の伸び伸びを支えるのは肝臓。
だから、春先は、お酒やお砂糖、サプリメントなんかはなるべく控えて、 小食にした方が肝臓は上手く協力してくれるわ。これも、もうちょっと早いうちから始めてた方がいいんだけど、来年の参考にしてね。もちろん、休肝日や、休糖日、休サプリ日は、年中いつやってもらっても恩恵はあるから、それこそ自分の都合に合わせてどうぞ♡ 

さて、春分までもう少し。前にも言ったけどお水はまだまだ必要よ。
しっかり補給して乾燥を防いでね。気をつけて冬前から適切にお水を摂ってくれてた方は「晴れて乾燥してる日よりも雨が降る日は、あんまりお水を欲さない」なんて敏感になってる身体に気付くことができると思うわ。
あとは、春だもの。楽しくワクワク、ウズウズするような気分になった方は身体が春そのもの!そのワクワク、ウズウズに任せて動いてみて。
巷では、新型のウィルスが世間様を騒がしくしてるようだけど、快く動くことは免疫を高めるためにもとても大切だから、あまり縮こまらず過ごしてね。若くて元気な私たちは、罹ることに怯えるより、治る身体でいることの方が大切だとママは思う。 

とは言え、年配の方や基礎疾患を抱えた方が身近にいる、看病、介護をしている。そんな方は、万が一外からウィルスを持ち帰った場合を考えて、手洗いやマスクで人にうつすことを出来るだけ防いでね。マスクが 品薄な間は、手拭いやハンカチを巻きつけても飛沫は随分防げるからね。こまめに取り替えて凌いでね。 

楽しみにしていた予定を、変更せざる得なかった方もいるでしょうし、それこそ「生活に不都合出まくりよ」って方もいらっしゃるでしょう。
でも、こればっかりは仕方ないわよね。このウイルス感染に弱い方達への最善な対策が出来るまで、ウィルスの活動が下火になるまでは、違う楽しみを見つけるのも1つの方法よ。感染リスクの高い大勢の人混みの中は、気疲れしやすい場所でもあるしね。 

これを機に、さっぱり大掃除なんて楽しみ方もいいわよね!「都合」の整理にもうってつけだわ!普段出来ないあれこれを楽しむくらいのこころづもりで乗り切りましょ♡ 

★この連載では、特別な健康法を提案するのではなく、自分を楽しく機嫌よく生きる、ちょっと したヒントを東洋医学、整体的な見方から提供していきます。 なぜだかわからないけれど、昔から、友人・知人とお酒を飲みにいくと、みんなに「ママ」と呼 ばれる機会が多いという原さん。そんなエピソードから、このようなお部屋が生まれました。 堅苦しくならずに、でも、ちゃんと真剣に、あなたがあなた自身のからだに目を向けるお手伝いができれば幸いです。
注:このキャラは、連載時のみですのでご安心を。


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原禎子

原禎子

高知生まれ高知育ち。2004年に国家資格を取得。


2004年、高知市にて鍼灸マッサージ『恬愉』を開く。


病も、治ることも必然。症状や病名に固執せず、快適な自分を育むように。知らぬ間に病んでいたなら、知らぬ間に治るように。知らぬ間にまとわりついた捉われから放たれ、その人の素直な力が発揮されるように。身体を通して、その手伝いをするのが自分の仕事ではないかと思っている。


高知での施術のほか、一月半に一度程、東京で出張整体を行っている。

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