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    “EAT ME, DRINK ME”

お茶の時間 ♯2 / Alysa

寒い季節に備える 体を温めるハーブ

ここ数年、寒い時はハワイやインドで過ごしていたので、寒さに弱くなってるような気がします。
今年も温かいところで過ごしたいと思う今日この頃。

あたたかい温泉が気持ちよく、鍋が美味しい!それが日本の冬の醍醐味。
昔に比べると四季の感覚は変わってきていると思うけれど、でもやっぱり、日本の四季って素晴らしい。
現代人は空調が発達した分暑さや寒さを感じにくくなっているから、景色を見たり、旬の食べ物で四季を感じることが、一層求められているように思うのです。

季節のものを食べるように、ハーブティーも季節を考えて作ることが多いです。
冷える冬は寒い国、地域で育つハーブ、
夏バテには暑い国、地域で育つハーブをブレンドします。

自然って偉大で本当に不思議だと思うのですが、必要な時に、必要なものを与えてくれると思うんです。

以前イギリスのハーブファーマーズで働いていた友人に聞いたのですが、
ファーマーズで暮らすスタッフが病気になると、彼らが住む家の庭に、植えてもいないハーブが生えてくるそうです。そしてそれを病気になった人に食べさせると、なんと病気が治るそう。
ちょっとスピリチュアルな話だけど… 必要なものが必要な時期に育つってことなのかなぁと思うのです。
冷える時期に身体を温める植物が生える!に通じることなのかもしれません。

自然を敏感に感じて、それに従って生きてゆけば、きっと無理なく健康でいられる。
まだまだ未熟な私は、ハーブの力に助けてもらいます。
さて、今回は冬に備えたいハーブを紹介します。

ジンジャー

カルダモン

ジンジャーとカルダモンは、スパイスでもよく使われる消化促進、発汗や血行促進の2種。
胃が温まると身体全体が温まると言われています。まさに内側から温まるハーブ。
ジンジャーは、小さめのカットだと辛みが強く出ることがあるので、私は大きめのカットのものを選びます。

ローズレッド

ローズレッドは保湿のハーブです。
これからの、乾いた空気や暖房での乾燥が気になる季節、お肌の乾燥、喉の乾燥におススメです。

レッドグレープリーフ

レッドグレープリーフは血行にも浮腫みにも良いのですが、何より素晴らしいのが、美容液にも使われる成分レスベラトロールが含まれていること!お肌のハリに最適です。
自然のものから天然の美容成分が摂れるということは、あまり知られていないかも。

エルダー

エルダーは、ヨーロッパでは子どもの風邪予防のコーディアル(シロップ)として使われます。
日本でもコーディアルや花粉症対策として使われることが多くなってきました。
私の知っているハーブの中でも、体が温まるのに速効性があると感じます。
飲んでから「あったまってきたぁ」という声が多いのが、このハーブです。

これらのハーブ全てをブレンドしてもOKですが、ハイビスカスとステビアを合わせて濃厚に仕上げると赤ワインをイメージするハーブティーに。
黒豆を合わせて和風スタイルにするのも楽しいです。
オリジナルのブレンドを自分好みに仕上げてみてはいかがでしょうか?

美味しくなければ美味しくすればOK。ダメなことは何もなくて、紅茶や麦茶、ジュースに混ぜてもいい。それがハーブの魅力でもありますね。
邪道と思う方もいるかもしれませんが、「ダメ」を作るのが苦手なので、お許しください。
美味しく、楽しくがモットーの、私流ハーバルライフです。


上級編!Alysaブレンド

上記のハーブに加え、お腹に優しいハーブでアレンジしました。食欲の秋で疲れた胃腸にもおすすめ。

【ベースの5つのハーブ】

  • エルダー
  • カルダモン
  • ジンジャー
  • レッドグレープリーフ
  • ローズレッド

【プラスするハーブ】

  • オレンジブロッサム
  • ステビアリーフ
  • ハイビスカス
  • マローブルー
  • ミルクシスル

レッドグレープリーフをたっぷり!
他はお好みで。

甘みが欲しい人は、ステビアリーフを多めに。

Alysa

Alysa

日本とハワイを行き来しながら活動するハーバリスト。

ハーブ専門店にて、全店舗でのトップセールスを記録。スタッフ教育や商品企画を経て、独立。


南インドにてアーユルヴェーダを、ハワイにてロミロミを学ぶ。

自分自身が本来持つ美しさや生きるチカラに気付く方法のひとつとして、ハーブを取り入れた生活を提案している。


カウンセリング制のパーソナルブレンドハーブティには、日本のみならず、ハワイからもたくさんのオーダーが。

和田美紀

和田美紀

1981年生まれ。
大学では美学美術史を専攻。卒業後は航空会社に就職したのち、IT企業へ転職。
2013年から以前より興味のあったカメラを始める。その後さまざまな撮影を経験し、現在は業務としても社内外で写真撮影を行っている。

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