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開催しました「マニュアルのないアロマテラピー(こころと体に聴くアロマ)〜」(2018/10/25)

2018年10月25日(木)、アロマセラピストの原田裕子さんを講師に迎え、「マニュアルのないアロマテラピー(こころと体に聴くアロマ)〜」と題し、一般的な効能・効果からではなく、今の自分に必要な香りを自身の感覚と対話しながらセレクトしていく講座の第1回目を開催しました。
今回は「肌に聴いてみる編」。朝用・夜用の化粧水を2種類作ります。

まずは座学から。
植物がなぜ香りを作るのか、同じ品種でもなぜ産地によって香りが変わるのか、高い精油と安い精油の違いって?など、まずは植物と精油のお勉強。
合わせて、植物が香りを作り出すメカニズムや、アロマテラピーの歴史なども丁寧にひも解いていきます。

続けて、
「自分にとっての健康とは?美しさとは?」を考え、それぞれの思いをことばにしてシェア。
香りがこころとからだにどのように働きかけるかを学びます。

東洋医学にも造形が深い、講師の原田さん。
東洋の「気」の概念と、西洋医学的な脳のメカニズム、両方からわかりやすく健康と香りの働きを説明してくれます。

次に、実際に香りを試してみます。
ラベンダーといえばリラックス、グレープフルーツはダイエットにいい… など、情報に溢れているこのご時世。雑誌やテレビでなんとなく聞いた情報が、先入観になってしまうこともありますよね。

というわけで、精油の名前を伏せて、まずは香りだけを嗅いで、好き嫌いや香りから受ける印象を感じる体験をします。
自分の感覚を研ぎ澄ますことは、自分のからだの状態を把握することに繋がります。

例えば皮膚の乾燥に悩んでいる人。
胃腸が弱ってうまく水分を取り入れられない人もいれば、体の中に水分は十分にあるのにうまく循環できていないために下半身はむくんで顔は乾燥するという人も。
表面的に現れるのは同じ「乾燥」でも、原因によって対処法は変わってきます。
どんな香りを心地よく感じるか、または、不快に感じるか。それが原因を見つける手がかりになるそうです。

植物の種類はもちろん、その植物が育ってきた環境、部位によって、それぞれ違った力を持っているのもおもしろいところ。
化粧水作りに入る前に、さらにたくさんの香りを嗅いで、自分の感覚と向き合います。

好きな香りや、なりたいイメージがみつかったら、いよいよ化粧水作り。
今回は朝用、夜用の二種類を、違う香り、違う材料で作りました。
朝用はたっぷり使えるちょっと大きめサイズで、しっとりしたタイプ。これからの季節、日中の乾燥にも対応しています。
ちなみに原田さんの朝のスキンケアは、この化粧水だけ!
夜用は、ローズの芳香蒸留水を使った、リラックスできる優しい使い心地のタイプ。

驚いたのは、参加者全員が違う香りを選んだこと。香りの感じ方が人ぞれぞれであることを実感しました。
前半の座学で、香りを感じるミニトレーニングをしたので、頭で考えずに、快・不快の感覚でサッと香りを選べたよう。

「誰かが良いと言ったから」
「雑誌に書いてあったから」

忙しく過ごす毎日の中で、自分の感覚ではなく、外から入ってきた情報を判断基準にすることが多いかもしれません。
けれど、こころもからだも、そもそも人によって異なるもの。
ほんの少しだけ立ち止まって、自分の感覚を取り戻す時間が必要なのかもしれませんね。

原田裕子

原田裕子

香司 / アロマセラピスト / 香りアドバイザー
会社員を経て、好きが高じて香りの世界へ。


調香、アロマテラピーと西洋の香りから始まり、現在は日本の香りを作る香司としても活動。


自然の恵みである香りを消費するばかりではない、"サステナブルな"香りのある暮らしを提案している。

法人向けに、オリジナルの香りの開発も行う。

編集室

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